ラブリコの使い方、必要な材料は？壁に傷をつけずに倒れない棚を作ろう！

ラブリコとは

誰でもカンタンに扱えるDIY用のパーツを扱うブランド。平安伸銅工業という会社の商品です。

ラブリコには豊富な種類がありますが、中でも一番使われているのは、2×4（ツーバイフォー）用のアジャスターですね。

2×4アジャスターを使えば、木材を縦に突っ張る形で2×4材の柱をカンタンに立てることができます。この柱に棚を取り付けるなどすれば、部屋の壁に傷をつけずに棚や壁掛けテレビを設置できるようになるわけです！

我が家でも壁掛けテレビや洗濯機上のラック、PCモニタラックなど幅広く活用しています！

必要な材料・工具は？

では、実際にラブリコを使うときに必要な材料や工具をご紹介していきます。

ラブリコ本体（2×4アジャスター）

一番大事なラブリコ本体。2×4材用のアジャスターは通常タイプと強力タイプの2種類あります。
通常タイプで十分ですが、もし柱一本で使うような場合には強力タイプを買っておいた方が良いかと思います。

また、このラブリコは、結構値段の変動が大きいので要注意です。
記事執筆時点ではAmazonで900円台ですが、最安では660円くらいの時期もありました。

タイムセールの対象にもなりやすいので、そこも狙い目ですね。700円台～800円台前半なら買いでしょうか。

2×4材（木材）

2×4材はホームセンターで購入できます。

必要な長さは、ラブリコの説明では「設置個所の高さ-95mm」となっています。例えば、床から天井までの高さが2m30cm（2300mm）なら、2×4材の長さは2m22.5cm（2205mm）となります。

私が実際に設置するときは、よりガッチリ設置するために少し長めの「-98mm」でカットしてます。

ちなみに、もし測定をミスしても、短い場合は床か天井の間に端材などを噛ませればよいですし、長い場合には削るか切るかすれば何とかなります！

のこぎり＜任意＞

2×4材のカットはホームセンターでお願いするのが安全・確実です。

といっても、購入後に調整したい場合もあるかと思います。そんな時に使えるノコギリがあると便利。DIYをするなら持っておきたい工具の一つですね。

クッション材＜任意＞

壁に穴を空けずに使えるのがラブリコの良いところですが、唯一の接点である天井や床は擦り傷が付く可能性があります。それを防ぐために、クッション材を貼り付けるのがオススメ。

100均のシール付きのものが便利です↑

やすり＜任意＞

2×4材をキレイに整えるためにヤスリ掛けをしておくのもオススメ。特に2×4材は表面がそこまで整えられていなく、ざらついていることがあるので、手に触れるような場所であればヤスリ掛けが必要になってきます。

塗料・ニス＜任意＞

これは見た目の問題ですね、ペンキやニス、塗装オイルなどを使えば、2×4材の存在感を消したり、逆にインテリアの一つとして個性を出したりすることもできますね。

その他棚や壁掛け用のパーツ

ラブリコで立てた柱には、棚板を付けたり、フックを付けたり、いろいろな使い方があると思います。用途によって必要な材料は揃えましょう！

組み立て方

材料が揃えば組み立てはカンタンです。

ラブリコは2×4材にピッタリハマるようになってます。まずは2×4材の上下にラブリコをハメ込みます。クッション材を付ける場合は、2×4をハメる前にラブリコに貼り付けておきましょう！

あとは、設置場所に立てて、上部のネジを締めるだけ！

ラブリコの使い方（設置までの流れのまとめ）

ラブリコの使い方をまとめると以下のようになります。

① ラブリコ（2×4アジャスター）や2×4材を購入
② 2×4材をカット（設置個所の高さ-95mm）
③ 2×4材をキレイに整える（ヤスリ掛け、塗装）
④ 2×4材に2×4アジャスターを取り付ける（ハメるだけ）
⑤ 設置個所に立ててネジを締めて固定
⑥ 棚板やフックなどを取り付ける

設置個所の天井や床が頑丈な作りになっているかよく確認してください。特に天井は下からの押し上げに弱いことがありますので、要チェックです。

また、地震の時などに倒れてしまうことはないか、ということも心配だと思います。ポイントはラブリコの柱1本で使うのではなく、必ず2本以上で使用することです。私の場合（神奈川在住）、2本以上で使用して過去4年間転倒したことは一度もありません。

ラブリコの強度についてはコチラでも紹介しています。
⇒ラブリコの強度・耐荷重はどれくらい？棚を自作するときの注意点

最後までお読み頂きありがとうございました。
まんじゅう父さん