ラブリコでパソコンモニタの壁掛けラックを自作!机をスッキリ広々使おう!
私が自作したパソコンデスクのご紹介です。
パソコンデスクというか、正確にはPCモニタを壁掛けにして机を広くしたという感じです。やはりラブリコで作っています。

机の上で幅を利かせているPCモニタを宙に浮かせることで、机のスペースを有効活用したい!と思ったことが作るきっかけです。
ラブリコでとてもシンプルな棚を作り、そこにモニタを壁掛けのようにしました。シンプルなので誰でも簡単にマネできると思います。
是非参考にして頂ければ嬉しいです。
ごちゃごちゃしたデスク
もともとは、何も考えずに机の上にモニタとキーボード、マウスを置いていました。これだけで机は一杯で、書類仕事をするスペースがとれず、困っていました。ちょっとモノを置いたりすると、あっという間に机が埋まってしまっていました。

一番邪魔していたのはモニターです。ヤツがどっかりと陣取っていたがために、回りのもの達が肩身の狭い思いをしていました。
そこで、モニタアームを使って壁掛けにしてしまおう!と考えました。早速、モニタアームを購入して、机の奥に噛ませて取り付けてみました。ですが、やはりモニタアームを噛ませている部分が少し邪魔です。モニタをさらに増設することを考えると、なおさら邪魔になりそう…。
さらに、モニタのアームが後ろに出っ張るので、机を壁からかなり遠ざけないと、モニタの位置を丁度良く調節できません。そのため、使用時には机を前に出す必要がありますが、部屋が狭いとそうもいかない。しかも、机そのものにモニタが付いていると重くて動かしづらい…。机にモニタを付けていいことは一つもない!
ということで、壁際に柱を組んで、そこにモニタアームを取り付けることにしました!そうすれば、机はモニタで邪魔されることは一切ないですし、柱の上部に棚を取り付けて収納も作ってしまえば一石二鳥かなと。
モニタが取り付いていなければ、机の前後移動はカンタンなので、使うときだけモニタに合わせて前に出し、使い終わったら奥にしまうようにすることにしました。
材料と工具
まず、材料です。
- 2×4材:3本(柱にするもの)
- 2×4材:2本(棚用:モニタアームをつける部分)
- 棚板:1枚(幅は30cmにしました)
- 2×4用ラブリコ:3つ
- L字金具太いの:3つ(モニタアームをつける2×4を固定するもの)
- L字金具細いの:4つ(モニタアームをつける2×4を固定するもの)
- L字棚受け:3つ(棚板を固定するもの)
- ネジ
- ニス(お好みで)
- 白ペンキ(お好みで)
使った工具は、電動ドライバ、水平器、養生テープ、紙ヤスリ、ハンドサンダーです。電動サンダーやインパクトドライバがあればより楽チンですが、持ち合わせがないので手で頑張りました!
材料をカットする場合にはのこぎりとかも必要ですね。ホームセンターでカットしてもらってもいいと思います。

作り方
作りそのものはとてもシンプルです。カンタンに言うと、ラブリコで柱を3本立てて、L字の金具や棚受けで棚板を取り付けていくだけ。
2×4材をカット
ラブリコの説明には設置する箇所の高さから-95mmと書いてありますが、私はいつも少し長めにカットしています。だいたい-92mmくらい。ニス塗りや塗装をする前に、一度立ててみて長さに問題ないか確認しておきます。
ペンキ(ニス)塗り

これを作った時には何も考えずにウレタンニスを塗りました。仕上がりはよい感じにはなったのですが、ウレタンニスはいかんせん高価です。こだわりの逸品に使うには良いと思いますが、こういった機能性を求める家具には普通のペンキでよいかと思います。
室内で使う分には塗らなくてもさほど問題ないのかもしれませんが、私は毛羽だったり、万が一にでも虫に食われたりするのが嫌なので、基本的には塗料を塗るようにしています。色塗り⇒ヤスリがけの繰り返し(私は時間があれば3回ほどやります)でツルツルの仕上がりになります。
ラブリコで柱をたてる
今回は3本立てました。だいたい等間隔になるように、メジャーで測って位置を決めました。目測でざっくり等間隔になっていれば良い、くらいの感じです。
棚を取り付ける
3本の柱にそれぞれ一つずつ取り付けます。すべて同じ高さに取り付けるのが一苦労でした。

クリーム色のペンキで塗っています。
まず、端の柱に1つ適当に取り付けて、残りの2つをそれに合わせる形で進めます。左端(または右端)の1つを柱にネジ止めしてしまい(棚板へのネジ止めは最後)、そこに「水平器を載せた棚板」を載せ、棚板の右端を手で支えながら、水平器が水平を示す高さを探します。
ここだっ!と思うポイントで棚受を付ける位置にテープなどで印をつけます。そして棚板を脇に置いて、棚受けをまず柱にネジ止めしてしまいます。
再度棚板を乗せ、棚板と棚受けをネジ止めします。最後に残りの真ん中の棚受けを柱と棚板にネジ止めします。仮止めや目印には養生テープを使いました。

完成後の棚にたくさん荷物が載っています。
なかなかの強度を発揮してくれています。
写真のように木材をどっさり載せていますが、ぐらつきはありません。3年ほど使っていますが、強度に全く問題はありません。棚受けで取り付けるだけのシンプルな構造でも、かなり頑丈に機能してくれています!
モニタ取り付け用の棚取り付け
2×4材を横に取り付けます。棚の取り付けと同じ要領です。こちらは、先程の棚板よりも幅が狭いので、L字の棚受けも先程とは別のものを使用しました。

この部分にモニタを取り付けるので、頑丈にするため固定する箇所を増やしました。棚板と同じ位置の固定に加えて、柱の側面ともL字の金具で固定することにしました。ただ、最初に柱をたててしまったので、電動工具が側面に入らず取り付けに苦労しました。

手順としては、最初に横に取り付ける2×4材にL字金具をすべてネジで取り付けて、その後、柱にネジ止めしました。これを2本取り付けています。これで、モニタを上下に2枚ずつ、計4枚取り付けられました。

コンセント類をまとめる棚の取り付け
最後にコンセント類をまとめるため、下部に2×4材を横に取り付けました。そこにナスカンを取り付けてタコ足コンセントをぶら下げ、足元のコンセントを整理しました。

取り付けたものです。といっても、
コンセントが多過ぎて整理された感はないですね…
作ってみて
2×4材だけでモニタを2台も支えることができるのかと少し心配していましたが、強度的には全く問題ないです。1年程使っていますが、今のところ不具合なし。また、棚の方も棚受けの強度に不安がありましたが、こちらもしっかりと支えてくれています。写真で分かる通り、そこそこ荷物を乗せていますが、問題なしです。

やはりラブリコで柱を立てることで、その後の拡張が自由にできる点はとてもありがたいです。今回の場合は、下部にコンセントをかけたり小物をおいたりできる横板を張りました。細々としたものを引っ掻けるナスカンを付けたりとかも躊躇なくできます。壁に穴を開けるのは、やはり抵抗があり…。
当初の目的である「机の上を広く使う」ということも実現し、かなり快適です。
モニタを取り付けるために設置した2×4の横柱は、写真立てなどを置くのにちょうど良い飾り棚のようになってます。
実はさらにもう一枚、棚板を付ける予定だったのですが、棚受けが邪魔になってつけられていません。そのうち役目が来るだろうと気長に放置しています。
「こんなにモニタを取り付けて大丈夫なの?」と気になる方は以下の記事をご参考ください!
⇒ラブリコの強度・耐荷重はどれくらい?棚を自作するときの注意点
その後、さらに棚板を一枚増設しました。その様子は以下の記事にて↓

最後までお読み頂きありがとうございました。
まんじゅう父さん
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