窓ガラスに目隠しフィルムをDIYで貼り付けてみた!
ずーっと気になっていた窓ガラスの目隠しフィルムの貼り付けにチャレンジしました。
隣のマンションが近くにあるので中々カーテンを全開にできない我が家。目隠しフィルムがあれば、気兼ねなくカーテンを開けて解放感も上がるはず!

貼り付けがうまくいくか心配でしたが、思ったより上手く仕上げることができました!
DIYなら窓ガラス1枚当たり500円ちょい、1,000円かからない程度でできるので、気になっている方は是非試してみてはいかがでしょうか!
Amazonで目隠しフィルムを購入

Amazonから少し大きめの箱が到着。

家中に貼り付ける意気込みで、90×500cmのものを2つ購入しました。ブルーをチョイス。他にもブラウンやシルバーなどがありました。
結果としては1つだけ使い、76 x 85cmの窓ガラス4枚と、62 x 91cmの窓ガラス1枚に使いました。90 x 500cmのフィルムで余りが出るくらいです。1枚当たり600円弱でコスパ抜群!

付属品は、フィルム本体と説明書とスクレーパー(オレンジのやつ)。スクレーパーが付属しているのはありがたいところです。クレジットカードのようなものでも代用できるかと思いますが、このスクレーパーのほうがエッジが滑らかで使いやすい印象でした。
また、フィルム本体は横が90cmと長いので、カットも貼り付けするにしても、この長さにやや苦労しました。


DIY貼り付けの様子
DIYをうまく進めるポイントは時間に余裕を持つことだと思ってます。まとまった時間が取れれば問題ないですが、難しい場合は作業工程を分けてのんびりやっていきましょう。
このフィルム貼りの作業は、カットと貼り付けの大きく2つの工程があります。私はこの2つの作業を日を分けて実施しました。
必要なモノ
- 窓ガラスフィルム
- スクレーパー
- 窓ガラスの掃除道具(タオル、洗剤、ブラシなど)
- 霧吹き(フィルムを張り付ける際に窓&フィルムに石鹸水を吹きかけ)
- カッター(貼り付け後の余分なフィルムをカットする為)
- 長い定規など(フィルムをカットするときの線引きやカッターをあてがう為)
④霧吹きは極力準備した方が良いです。フィルム貼り付け時に洗剤液を窓とフィルムに吹きかけるときに使います。フィルムの剥離紙を剥がして、窓ガラスに貼り付ける間のバタバタした場面で多用する為、片手で吹きかけられる霧吹きが無いと難易度があがります。
⑥長い定規はフィルムのカットや線引きで使用します。フィルムの横の長さ90cm以上で、まっすぐな棒状のモノであれば代用できます。私はフィルムが入っていたパッケージの箱で代用しました。フィルムが余りそうなくらい余裕があれば、細かく線を引かずに使う分をある程度ざっくりカットする方法でも大丈夫です。窓ガラスにピッタリ合わせてカットするのは、貼り付け後になります。
作業の様子(作業の流れ)
作業の流れは以下の通りです。
- フィルムのカット
- 窓ガラスと周辺の掃除
- フィルムの貼り付け
- 余分なフィルムのカット
実際にやってみて大変だったのは①と④のフィルムのカットです。
なんせフィルムが大きい、かつ丸まっているので扱いずらい。広げて作業できる広いスペースを確保できると作業がしやすくなります。
③フィルム貼り付けは2人いた方がベターです。ちなみに私は1人でやりましたが、できないことはないです。フィルムの接着面同士の貼り付きだけは絶対にしないようにするのが一番の注意ポイントです。
フィルムカット

一番大変だった工程がコレでした。
我が家は狭いので、フィルムを広げて作業できるスペースがなく、周りにゴチャゴチャとモノがある中で作業したので、かなり大変でした。
逆に、広いスペースがあれば、ただ切るだけの作業です。

まずカットする線を引きます。適当にその辺にあったマジックを使用。
ちなみに、線を引いた部分は、貼り付け後のカットで捨てられる部分なので、消えないマジックでもOK。
ただし、フィルムがインクをはじくような素材なので、インクのにじみ・広がりには注意してください。


フィルムのパッケージをあてがって、カットの線を引きました。フィルムの余裕にもよりますが、今回は窓ガラスの幅のプラス2cmでカットしました。
あまり余裕を持ちすぎても、後で貼り付けの際にフィルムがわちゃわちゃして大変なので、2~3cm程度がオススメですかね。

引いた線に沿ってカットしていきます。
カッターを使う際には下が傷つかないよう、段ボールなどを敷くのを忘れずに。もちろんハサミでもOK。
というか記事を書いてて気づきましたが、ハサミの方が100倍ラクだと思います。なんでカッター使ったんだろう・・

とりあえずカットだけして、貼り付けは後日にしました。
ちなみに、丸まっているので少し扱いづらく、作業している時や保管している時に、折れ曲がったりシワが付いたりしましたが、いざ貼り付けてしまえばシワは分からなくなったので、あまり気にしなくて良いかと思います。
ただ、折れ曲がった箇所にチカラが掛かると、割と簡単に避けてしまったりするので、そこは注意が必要です。
掃除

貼り付けの前に窓ガラスの掃除をしておきます。
ガラスそのものは、ガラスクリーナーなどを使っても良いですし、新聞紙を濡らして拭くだけでもかなりキレイになります。
で、重要なのは窓ガラスのフチの部分。黒ずんだ汚れが溜まっているので、入念に掃除しておきましょう。この黒ずみが残っていると、フィルムを張った後にフチをカットするとき、フィルムの間に入り込んで結構目立つ汚れになってしまいます。実際私もなってしまいました。
ちなみに、ホコリをすべて除去するのは不可能なので、そこまで神経質になる必要はないです。スマホのフィルム貼り付けと違い、ホコリが混じってもほぼ見えません。実際、窓ガラスの外側はすぐ汚れるので、そちらの汚れの方がはるかに目立ちます。

フチの部分を軽く拭くだけでもこの汚れ。洗剤や歯ブラシを使って入念に掃除しておきたいところ。
貼り付け
貼り付けの工程は細かく分けると以下の2つになります。
- フィルムの剥離紙を剥がして窓ガラスに貼り付ける
- フィルムと窓の間の気泡をスクレーパーで除去する
①の注意点はフィルムの粘着面同士をくっつけてしまわないようにすること。一度くっついてしまうと剥がすのが大変で、最悪フィルムが破れてしまいます。多少フィルムが折れたりシワになっても仕上がりに影響しないので、その辺は気にせず扱うのがポイントです。やはり手伝ってくれる人がいるとかなり作業しやすくなります。
②は今回の一番楽しい作業でした。スクレーパーで押し出すだけで誰でもカンタンにできると思います。気泡を押し出していくと、だんだんとキレイな仕上がりになっていき、気分が上がります♪
それでは!まず①のフィルムを窓ガラスに貼り付けるところをやっていきます。
まず、霧吹きに石鹸水を準備してください。私は、台所洗剤のジョイをチューっと適当に出して水でいっぱいになるまで薄めました。洗剤が少なすぎても良くないですが、水をいれて泡立つくらい、いつもスポンジに出す分の3回分、くらいのイメージで良いと思います。

今回の最大のポイントといっても過言ではないポイント!それは石鹸水を躊躇なく窓ガラスとフィルムに吹きかけることです。
そう、かなりびちょびちょになるので、窓の下部や床にタオルなどを敷くのが望ましいです。
とにかくびちょびちょになっていると、貼り付けた後の位置修正が効くので成功率があがります。もちろん洗剤は後でスクレーパーで気泡を除去する際に一緒に取り除かれます。
この霧吹きをかけて窓とフィルムを湿らせながら、剥離紙を剥がして貼り付ける、という作業が結構大変です。二人で手分けしてやりたいところ。私は一人でやりました。。

剥離紙が剥がれにくかったので、私はマスキングテープを両面に貼り付けて、それを引っ張ってはがしました。
何度も言いますが、接着面同士が張り付かないよう注意!

まずはフィルムの一部を窓ガラスに貼り付けます。(上の写真だと右上部分が貼り付いています)
シッカリ霧吹きできていれば、ぬるぬる滑ってフィルムが動くはずです。細かい位置調整は剥離紙を半分剥がしたくらいでOKです。
剥離紙を剥がすたびに窓とフィルムに霧吹きをして、フィルム全体を貼り付けていきます。

剥離紙はやや硬めのビニール?なので、スムーズに剥がすのが難しかったです。
フィルムがかなりぐちゃぐちゃになっちゃいましたが、仕上がりは大丈夫でした。

剥離紙を半分ほど剥がして、フィルムの上部だけ窓ガラスに付いている状態↑



全体を貼り付けた状態↑。写真でもフィルムと窓の間に水分がある雰囲気が分かると思います。かなりびちょびちょに濡らしたので、この状態だとフィルムをずらして位置調整することができます。

今回は、窓ガラスの右と上の2辺に合わせる形でフィルムを貼りました。なので残りの左と下の2辺だけ、余ったフィルムをカットする必要があります。
カットする箇所を減らしたくてそのようにしましたが、全てカットする前提で貼り付けるのもアリだと思います。

窓の左上部分↑

窓の右下部分↑

フィルムの位置を決めたら、付属のスクレーパーで気泡を追い出していきます。
スクレーパーを斜めにして、中央付近から外側に撫でるように動かしていきます。この作業でフィルムが固定されるので、必ず位置決めをしてからスクレーパーしましょう。
気泡を追い出すと同時に石鹸水も端からはみ出てきます。タオルなどを用意して拭きとりながらやっていくと良いです。

フィルムの余りが集まる角の部分は、カッターなどで余り部分に切れ込みを入れてあげると、フチまでキッチリ貼り付けることができます。
切り込みを入れなくても、スクレーパーで端をシッカリと押し込んで、余分なフィルムをカットしてしまってもいいと思います。

すべての気泡を追い出したら、あとは余分なフィルムをカットするだけ。仕上がり具合は最後にご紹介します。
余分な箇所のカット

作業ももう少しで完了です。
仕上げに余分なフィルムのカットをします。スクレーパーを端にあてがって、カッターを滑らせていきます。
ガラスやフチのゴムに傷をつけそうで不安でしたが、やってみると目に見えるような傷はつかなかったです。ポイントはスクレーパーでシッカリと抑え込み、ズレないよう端っこをカットしていくことです。




特に四隅はカットが難しかったです。無理に力を入れずに、何度かカッターを滑らせるように切っていくことで、ズレなく、キレイに仕上げられます。
フィルム貼り付け後の雰囲気

で、実際に貼り付けた結果、効果はどうなのか。
まず室内から外を見た様子です。今回購入したフィルムはブルーです。他にもシルバーやブラウンもありましたが、空がキレイに見えそうなブルーを選びました。
なにも貼っていない状態と比べると結構な違いがあります↑。比べれば違いが分かりますが、比べなければ気になることもない、という感じですかね。
それよりも外から見えなくなったという恩恵の方が大きいですね。


まず何も貼っていない状態で外から見た様子↑。写真だと少しわかりにくいですが、中は丸見えですね。




で、フィルムを貼った後は、この通り、全く中が見えません。特に最後の写真、右の窓はフィルム貼り付け済、左の窓はフィルムを貼り付けていない状態ですが、左側は中のレースカーテンが見えていますが、右側は見えていません。(左側の窓には網戸があるので、やや分かりにくいですが)
顔が窓に付くくらい近づけるとうっすら中が見える程度です。
つまり隣の家やマンションからは全く見えないといっていいと思います。これだけの効果があれば大満足です。DIYのおかげで安く済み、コスパは抜群です。やってみればそんなに難しくないので、気になっている方は是非チャレンジしてみてください!
最後までお読み頂きありがとうございました。
まんじゅう父さん
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