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ランドセルの選び方、実際に展示会に行ってわかったこと(まだ間に合う!)
娘が幼稚園の年長さんになりました。感慨に浸る暇もなく、1年後の小学校に向けて早くもランドセルを選ぶ日々が始まりました。
いくつか展示会に行ってみて気づいたこと、選ぶときのポイントなどを書いておきたいと思います。ランドセル選びで悩む方々の参考になれば嬉しいです!
目次
ランドセル選びの流れ
ランドセル選びは早く動き出すなら入学1年前の1月くらいから。以下のような流れになります。
- カタログを取り寄せ(~1月)
- 展示会予約(~3月)
- 展示会に行く(3月~5月)
- 最終決定・購入(3月~5月)
※早い人は展示会で購入
時期はあくまで早く動き出す場合の目安です。人気のあるものだと4月末には無くなってしまうことがあるみたいです。逆に5月を過ぎても購入できる場合もあるかもしれませんが、確実に購入するなら4月末が1つの目途になるかと思います。
選ぶポイント、何を重視するか
ご存じの通り、最近のランドセルは種類がとても豊富。
やみくもにカタログを眺めたり、展示会に行ってしまうと、間違いなく迷います 笑。
まずは、以下のチェック項目をもとに、カタログを見てある程度お店を絞るのが良いかと思います。その上で展示会に足を運んで最終決定する流れですね。
デザイン
男の子は黒、女の子は赤、という時代はもはや終わっているようです。
今では、ピンク、紫、茶、青、そしてシルバーなんかもあるほどデザインは豊富。
色だけでなく柄も様々です。
このデザインは完全に好み。ピンクやパープル、柄(刺繍)つきも全く珍しくはないので、子供が気に入っているものが一番かと思います。(とはいえ、親としての思い、もあるとは思います。じっくり話して決めるのが良いかなと)
最近は背中部分のマチ(ヘリ)がないものが主流になりつつあるようです。見た目的にはさほどの違いはありませんが、マチがない方が少し軽いのがメリットのようです。
↑女の子のランドセルランキング。もはやランキングに赤は存在しない…
背負った感触
6年間毎日使うランドセルなので、背負った感触も重要です。
今は「立ち上がり背カン」というものがちょっとした流行りのようです。ランドセル屋さんによって、これを取り入れているところと、そうでないところが半々ある感じです。
背負うベルトの部分が肩に合わせた形状をしていて、背負った時に背中にフィットするというもの。背中にフィットしていると、重さを軽減できるようです。
「立ち上がり背カン」があると、確かに背中にフィットしているように見えましたが、一方で通常のベルトでも短く調整してあげれば大差ない感じでもありました。
↑背中とランドセルの間に隙間ができてしまっている。これだと、より重く感じてしまうみたい。
↑ランドセルと体がピッタリフィット!首付近のベルト(背カン)部分が折れ曲がっていると思いますが、これが「立ち上がり背カン」。
↑「立ち上がり背カン」ではなくても、ベルトを調整してあげれば、一応フィットする。
やはり自分を振り返ってみると、ランドセルを重いと感じることはあっても、そういうものだと思っていたのでランドセルを替えたいとか、「ベルトがもっと改善されればな~」なんて思うはずもなく。なので「立ち上がり背カン」はあれば嬉しいですが、なくても問題はないかなと思います。
素材
大きく分けると、馬革(コードバン)、牛革、人工皮革です。
人工皮革は牛や馬に比べて100gほど軽いみたいですが、実際に持ってみると違いが判らないほどです。
馬や牛は天然もので使うほどに馴染む、味が出るというものです。人工皮革は買った時がピークで、そこからは劣化していくもの、と某工房の方が言っていました。とは言っても、6年は使えるものになってはいるようです。
予算との相談になると思いますが、天然の革製品というものにこだわりがある場合はそちらを選択、そうでなければ人工皮革でも良いのではないかと思います。
機能
いくつか展示会に行きましたが、一つだけこの機能が充実している工房があり印象的でした。
「池田屋」というかばん屋さんです。
いくつか工夫された機能がありますが、そのうちの一つ、その名も「池田屋ロック」↑
段階調整が一つの穴でスムーズにできるというもの。
通常は横に穴が2つくらいあって、締めたい強さに応じてどちらか選ぶ方式ですね。
もちろんマストではないですが、この工夫自体に感動しちゃいました 笑。
そして、サイドの荷物かけの部分。紐をかけたり外したりするのが手軽にできるというもの↑
子供の頃はこれをよく使った記憶があります。給食袋とか、下げれるものは何でも下げていた 笑。
なので、それなりに便利かも。
まだまだあります。背ベルトのバックルはギボシ式で子供でも簡単に調整できて、かつ安全↑
今は防犯ブザーが背ベルトにつけられるランドセルがほとんどですが、子供の成長に応じて位置を調整できる機能↑
いざ防犯ブザーを使いたい!というときに手間取ると大変なので、これは地味に重要かも。
別売りですが「刺繍シール」というものも用意されています↑ランドセルに派手な模様が入ることに抵抗がある方もいるのではないでしょうか。でも子供が気に入ってしまった、という場合に、とりあえずこのシールを貼っておいて、高学年になって飽きたらはがしてしまう、ということができるかと思います。
ちなみに「池田屋」はデザインの種類は豊富ではないです。シールでカスタマイズする、という思想かもしれません。
保証
一番違いを感じたのが保証でした。
もちろん、どこも保証はあるのですが、内容に微妙な差があります。修理中のランドセル貸し出しは大体あります。
大体、故意やイタズラでの修理は保証外としているところが多いです。
中には故意等に関わらずなんでも修理OK、しかも保証書不要、というところがありました。これは、特にやんちゃな男の子の場合、結構なメリットかもしれません。
ただ、自分を振り返ると、ランドセルが壊れるようなことはなかったし、周りでもいなかったような気がしますので、マストではないかなと思います。
ですが、何かあったときに修理をしてもらえる、という安心感は大きいですね。
その他(サイズや価格)
サイズはA4フラットファイルが入ること、これが重要です。ですが今や大体のランドセルが対応していますので、ここが決め手になることはないでしょう。
あとは価格ですね。各自の予算次第なので、カタログの段階である程度絞っておけば良いのではないでしょうか。
まとめると…
展示会にいくつか実際に行ってみて、案の定かなり迷いました。
そんな時、ふと「自分の時はどうだったかな?」と振り返ってみて気づいたことがあります。それは、
「自分が小学生の時って、ランドセルに不満を感じたことなんてないな」ということ、これに尽きる!
そう考えると、ダイブ話はシンプルです。今、子供が気に入ったものを買えばいい、それだけかなと。
仮に、ランドセルを2つ、3つ買ったとすると、「こっちは重いから使いたくない」とか「デザインに飽きたから使わない」とかいう話が出てくるかもしれませんが、所詮、買うのは1つです。それを買ったら比べるものもないので、特に不満なんて出てこないはずです。
つまり、親は「6年間飽きずに使うか」とか、よほど質の悪いランドセル屋(ほぼ無いと思いますが)でないか、などを上記の項目に照らしてチェックしてあげて、あとは子供が好きなものを選ばせるのが良いのかなと思います!
最後までお読み頂きありがとうございました。
まんじゅう父さん
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