ハンギングパラソルの布を自分で交換してみた

購入してから6年のハンギングパラソル、かなりボロボロになってきたので、布を交換することにしました。

アウトドアチェアもそうでしたが、日光にさらしていると劣化が早いです。こまめに片付けるとか、カバーをかけるっていうのは大事ですね。

今回は、修復できるレベルでもないほどの劣化なので、布を丸ごと交換していきます。

すがすがしいほどの破れっぷり。ボロボロに破れ、中の骨組みがむき出し。

かなり色あせて白っぽくなっちゃってます。元は背景の木のように鮮やかな緑だったんですが…。

パラソル替え布の購入

ということで、Amazonで購入！パラソルの替え布まで売ってるんですよね。素晴らしい！

2,500円ほどで購入できました。2.7ｍと3mと2種類あったんですが、パラソルの実寸で直径3mあったので3mをチョイス。布の形状もフィットするか気になったんですが、フチ部分の骨組みを受けるポケットが付いていて、骨組み本数が8本で同じだったので問題ないと判断しました。

怪しい雰囲気を漂わせる小包が到着。

中を開けると商品画像の通りの新品の替え布がちゃんと入ってました。鮮やかなグリーンの布です。

パラソルから古い布を取り外し

まずは古い布を取り外していきます。

やることは「柱部分と傘部分を切り離す」ことです。これさえできれば布はカンタンに外れます。

まずは作業を進めやすくするため、土台から本体を外します。

4つのボルトを外すだけ。

ボルトを外したら、本体を横に寝かします。

この↑皿を逆さまにしたような部分とその下を切り離すことができます。ですが、パラソルを開くためのロープが中を貫通しています。そのため、その中のロープを最初に外していきます。

パラソルの内側の中央部分です。キャップがハマっているだけなので、これを外します。

さらに筒状の部品も抜き取れるので外します。

この筒状の部品の中にロープの端が留められています。結び目で引っ掛けているだけなので、結び目を解いてやります。

結び目が固かったのでペンチを使いました。

なんとか結び目を解けました。

傘部分を外すにはシルバーの出っ張り部分↑を押し込みながら引き抜きます。

↑こんな感じで外れます。

傘部分が外れれば、布はカンタンに取り外せます。

左が古い布、右が新品です。

信じられないくらい左が白いですね。左側の布の緑の部分は裏地です。日光に当たっていない裏側は鮮やかな色のままでした。

パラソルに新しい布を取り付け

布の取り付け自体はカンタン。傘の骨組みに被せるだけです。

難しいのココからで、最初に取り外した紐を元の場所まで通して戻すこと。

この細い穴を通すところが難しいです。

紐を押しただけでは通らないので、ハリガネを活用します。

針金を曲げてしまうと細い穴を通らなくなるので、太さを出さないように螺旋状↑に紐を巻き付けて引っ張る作戦で行きました。

何度か失敗しましたが、無事通すことができました。紐を通すのは少し苦労するポイントですが、少し時間をかければできるレベルかなと思います。

通した紐は抜けることがないようにシッカリと結び目を作っておきます。

最後にキャップをすれば完了！

蘇りました！鮮やかなグリーンが気持ちいい！

劣化防止カバーを自作してみた

頑張って布を交換出来たので、今度は劣化することがないよう、カバーを取り付けることにします。

パラソル用のカバーも売ってるんですが、湿気の溜まりが尋常じゃない、というレビューを見ました。虫が湧く懸念もあるとか・・・

なので、通気性のあるカバーを適当に自作します。

丁度、日よけのシェードが余っていたので、これを活用します。細かいメッシュ状になっているので、通気性もある程度あるかなと。

そのままだと、ただの1枚の布なので、カバーにするために少し加工します。

丁度半分に折って、長編のフチに付いている穴に紐を通す形で綴じ込み、袋状にしていきます。

綴じ込むためのロープには、一応耐候性のあるものを使いました。細すぎず太すぎず、いろんな場面で使える頑丈なロープです。一つ持っておくと何かと活躍してくれます。

ロープは長めに取っておき、風での飛散を防止する為、パラソル本体に留めることにします。

最後までお読み頂きありがとうございました。
まんじゅう父さん