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家の鍵が折れた!想像していなかった事態にてんやわんや!
先日、仕事から帰って来て、マンションの共用玄関を開けようと鍵を差し込んで回すと「ふわっ」とした感触・・・。ガチャッといくはずのいつもの感触がない…。
良く見てみると鍵の先っぽがないんです…。そう、まさかの鍵がちぎれるという事態。
今回は鍵の先がちぎれて、鍵穴に埋まってしまった体験談を書き記したいと思います。
あまり需要はないと思いますが(笑)、カギのトラブルに合ってしまった人の参考に少しでもなれば嬉しいです。
今は関係ない!という人も、一度これを読んでおくと、いざというときにパニックにならずに済むかもしれません。
目次
突然の事態にパニック
さて、埋まってしまった鍵ですが、先っぽは鍵穴の中にすっぽりと収まり、帰ってくる気配は微塵もありません・・・。手に届きそうで届かない、なんともやるせない気持ち。
そして、時間差でプチパニック。よりによって共用の玄関なんです。自分の自宅の扉ならまだしも、共用玄関だなんて…。
うちのマンションのエントランスは暗証番号で開ける機能がなくて、鍵を差して回して開けるタイプなんです。
これじゃ、マンションの住人全員閉め出しじゃないかー!袋叩きにされてしまうー。(そんな事する人たちじゃないけど)
一刻も早く解決しなくては!と思い、まずドアホンのメーカーのアイホンに電話しました。丁度、マンション全体のドアホンを改修したところだったので、そこが真っ先に思い浮かびました。
あちこちに電話で助けを求める
すると、「鍵の部分については鍵屋さんにお願いすることになる」とのこと。なるほど、まあ確かに。ところが、鍵には刻印がなくて、どこのメーカー製なのか分からなかったんです。手持ちの鍵も合鍵でして。
そこで、管理会社に電話して聞いてみることに。しかし、マンションの担当者がおらず、わからない、外出中で電話に出ないとのこと。仕事が属人化しててよくないなーと、思いつつもしょうがないと諦めました。
ここで、ようやく気づいたんです。鍵のトラブルで駆けつけてくれるレスキュー的なのがあるな、と。スマホで検索すると大量に出てきました!しかも、最速5分で到着できるとか!これなら、マンションの住人に迷惑かけることなく解決できる!早速電話し、住所を伝えると、なんと、40~50分かかると・・・夕方だから込んでいると・・・料金は状況見から判断だと・・・。でも、背に腹は変えられない、とりあえず来てもらうことにしました。
といっても、やはり40~50分も待つのは苦痛なので、他にも当たってみることに。すると、見事にどこも40~50分かかると。ウチはそんなド田舎というわけでもなく、なんなら鍵屋の商売になりそうな住宅が立ち並んでるようなところです。HPでは、5分とか、15分とか謳っているんですが。早いところがあればお願いしようかとも思いましたが、しょうがない、最初に頼んだところが一番早いだろうと思い、そこ一択で待つことにしました。
レスキュー到着まではドアマンに徹する
さあ、鍵屋が来るまで、どうやったらマンションの住人はここを通れるのだろうか・・・。ふと、手元にある折れた鍵の片割れを鍵穴に合わせて回してみると、回ったんです。抜くことは出来ませんが、私の鍵を合わせることで回すことは出来るんです!
そう!つまり、この共用の鍵は私しか開けることのできない鍵となったわけです。他の住人は鍵を差せません。ただ、私の持っている鍵の片割れなら合わせて回すことができるというわけです。
不幸中の幸いなんでしょうか。開かないよりはマシですが、私しか開けられないと。
ここで、覚悟しました。鍵が直るまでの間、私はここでドア番をしなければならないと。
夕方で帰宅するひとが多い時間帯でした。私は鍵の前を陣取り、電話をするふりをして、その場を動けない雰囲気を出しながら、人が来る度に明るく挨拶をしながら、鍵を開けて(鍵を回すと自動でドアも開く)あげるとても親切な人ふうを装っていました。
やる前は、怪しまれていろいろ聞かれるかな、とか心配でしたが、意外と皆さん「ありがとう」とだけ言い残して去っていきます。住んで丸2年でしたが、意外と顔見知りの方も多くさほど怪しまれることはありませんでした。最初はキチンと事情を説明した方が良いかなと考えましたが、それを聞かされたところで何にもなりませんし、大抵のかたは通れれば問題ないんですよね。
あまり顔の知らない方で、よっぽど怪しまれたら説明することにしました。
途中、よくAmazonの配達に来てくれるオッチャンが配達に来ていて、話し相手になってくれました。こちらは顔を覚えていたのですが、意外にあちらも顔を覚えてくれていて、というか妻のことも知っていて驚きました。「さっき、その辺歩いてるの見たから、もう少しで帰ってくるんじゃない」って 笑。すごく気さくな感じのいいオッチャンでした。
そんなこんなでドアマン業務にも慣れた頃、鍵の業者を読んで1時間が過ぎていたのですが、一向に現れる気配なかったので、再度電話。間もなく到着するとのこと。そして、10分、30分・・・来ません。やはり、もう一社くらいお願いしておくべきだったか、と後悔しましたが、時すでに遅し。再度問い合わせるも、間もなくの一点張り。恐らく作業員の状況や場所を詳しく把握していないんでしょうね。最初の電話の時点での目安の時間も適当。
ホント後悔しました…。複数の業者に頼んでおけば良かったと。
その間、私はマンションのおよそ半数くらいのドアマン対応しました。
ようやくレスキュー到着も、料金にビックリ
そんなこんなで、ようやくレスキューが到着。結局、トータル2時間待ってようやく来ました。
そして、早速業者の方が状況を確認。おもむろに料金表を取り出すと、なんと68,000円!絶句しました。
すると、すぐに「まあ、半分でいいですよ」と。高めに設定してはいるんでしょうけど、いくらなんでも高すぎですよね。「半分の34,000円に、出張費の4,000円かかるので、40,000円弱ですね」と。まさかここまで高いとは。弱味に漬け込むビジネスですね。あからさまですよ。「いや高すぎるな~」と私が連呼していると「鍵だけでなくパネルはずす必要あるかもしれませんからね~」まあ、それにしてもね。。
交渉スタート!
とても40,000円なんて払う気にはなれないので、どうしたもんかと。鍵穴をのぞくと、折れた鍵は見えているので、自分でとれるかも?とか考えましたが、いじくってもっと壊したら、さらに時間もお金もかかる・・・とても自分でやる気にはなれませんでした。
そこで、持ちかけました。
「会社にはキャンセルの連絡をしますよ、で、お兄さんに直接払うから、15,000円でやってくださいよ」と。(今思うと15,000円でも高いが、元が40,000円だったこともあり、見事に術中にはまってしまった!)
そしたら、お兄さん「これで僕がばれたら首ですから」。私「そうかもしれませんけど、私にチクるメリットないですから。お互いにいい話じゃないですか!」。というのを2回繰り返して、お兄さん「わかりました。やりますよ。10,000円でいいですよ」。私「さすがお兄さん!話がわかる!10,000円ね」。このとき少しテンション上がってしまい、10,000円に納得してしまいましたが、それでも高いですよね。もう少し冷静さを保つべきだったかなと少し反省。
で、お兄さんが細長い棒状のものをもって作業を始めると、一瞬!!30秒かからず取れちゃったんです。お兄さん「とれました」と、なんとも憎めない、純真な笑顔で言うんです。思わず笑けてしまいました、鍵が取れた、うれしさもあり。ていうかパネル取る必要なんて全然ないジャーン!!
私「お兄さん、それで10,000円はないわ!8,000円だな!」。お兄さん「えー」と、笑いながらしぶしぶ納得。なんか、ようやく解放されたからか、最後はちょっと楽しくなってしまいました。
で、鍵屋の会社への連絡はお兄さんがするとのことで、すべて完了。
いやー、お金も時間も無駄にしました。
ただね、配達のオッチャンとの交流、普段滅多に会わないマンション住人と挨拶を交わす、なかなか貴重な経験ができましたよ。
…どうプラスに考えても、それしか思い浮かびません、、ぐすん。。
しかし、8,000円でも高かったかなあ。もうちょっと下げられたかな・・・、自分でも取れたんじゃないかな・・・、としばらく引きずりそう。
鍵トラブルを経験しての教訓
鍵のトラブルは誰に起こるか分かりません!今回の私のノウハウを共有しときます!
鍵のトラブル・・・そのときは、
- 複数の鍵業者を呼べ!キャンセルはできるぞ!時間通り来ないぞ!
- ネット検索結果の一番上がいいとは限らないぞ!(みんなそこにお願いして混んでるかも)
- 料金はぼったくり価格が提示されるから心の準備しとけ!今回の業者の感じだと7割減にはできるような設定かも。
- 会社を通さない個人取引に持ち込め!ただ、できるかどうかは担当者次第。でも、結構それで小遣い稼いでるんじゃないかなー。
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